ありのままの自分

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某ＣＤショップにて。
買おうか、どうしようか迷っていた。
で、結局買ってしまった。
知り合いのギタリストが出したファースト・アルバム。



なるべくお金は人のために使おう。
できるだけ、本当に必要なモノだけ買おう。
そう決めたから。

でも、まぁ。
知り合いに還元されるから、「良し」としよう。

どうしても、本や音楽に関するモノは我慢できずに買ってしまう。
生きるために、本や音楽は必要か？
そう問われれば、「必要ない」としか言いようがないかもしれない。
実際になくても生きていけるのだから。

でも・・・。
どうしようもなく本が読みたくなったり、音楽が聴きたくなったりする。
それって、エゴなのかな？  

「誰かのために何かしたい。役に立ちたい。」

誰かが心の底から叫んでいた。
本当にその思いで１００％心の中を占めていた。
それを、たしかに私は感じていた。

「ふーん、そうなんだ・・・。」
そう呟いた瞬間、ふと気がついた。
それは、私の魂の叫びだということに。

それまでの人生を振り返ってみた。
はたして私はその思い通りに生きてきたのだろうか？
いや・・・１％にも満たないかもしれない。

たしかに、今までずっと何か違和感を感じていたけれど。

やっと見つけた「本当の自分」。

でも、それってホントに「本当の自分」？